2013年7月13日土曜日

女子社員の力があなたの会社のファンを作る



景気回復の声がすこしずつ聞こえてきた。
特に建設や住宅業界では、どこも人手不足である。

地方まで求人活動を行なっても、いい人材は集まらないようだ。
人手不足の解決策をよく相談される。

そこでよく提案するのが、
「子育てが終わったぐらいの女性を採用しましょう」
というのが私の答えである。

相談者ははじめ、

「建築のしごとに女性なんか・・・」

という顔をしているが、

「確かに現場は無理かも知れませんが、パートの女性でも3人集まれば
トップセールスマン以上の仕事をしますよ。しかも、給料ははるかに安い」

というと、

「え、!?」

と、目を輝かせ、経営者が身を乗り出してくる。


今や「共感の時代」

ソーシャルネットワークと呼ばれるミクシーやツイッター、フェイスブックなどが
流行るのも、共感してくれる人を求めるからだ。


「上から目線」という言葉が流行るのも、権威や押し付けを人々が拒否し始めているからだ。


だからこそ、AKB48現象と呼ばれるものも生まれた。
与えられるアイドルではなく、アイドルを育てたい

と人々が思うからだ。
そしてファンとの触れ合いがさらに共感を満たしてくれる。


人々は共感を求めている。


10年前にベストセラーになった本
「話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く」
アラン ピーズ (著), バーバラ ピーズ (著)

覚えているだろうか?

その後にも
 共感する女脳、システム化する男脳
サイモン・バロン=コーエン

男の子の脳、女の子の脳―こんなにちがう見え方、聞こえ方、学び方

セックスしたがる男、愛を求める女
アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ (著)

・・・などなど。

これだけ、女性が連帯感を求める生き物であり、
共感力に優れた人種である。
ということが伝えられてきた。

しかも、今や社会全体が共感を求めている。


さらに、住宅の購買決定権を持っているのは夫だろうか?妻だろうか?

賢いあなたなら、もうお分かりだと思う。



これからは女子力を活かす経営者が成功するだろう。

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