2012年2月16日木曜日

感情マーケティングから、感動マーケティングへの戦略転換 2



前回、「感動マーケティング」のキーポイントは、
「トゥルース(真実性)」「エンスージアズム(本気度)」

と書いた。

ではまず、トゥルース(真実性)の話から始めよう。
真実性とはなにか?


真実性とは・・客観的事実、うそをつかない、 である。
(心理学的にはもう少し深い意味があるがここでは割愛する)


その広告やブロッシャー、そしてコピーライティングに

自社や自社商品のマイナス情報も与えているか?
・事実の強調以上に、誇張していないか?
・客観的データがあるか?
・都合の良いデータや証拠だけを並べていないか?

その真逆のことをやっているのが、雑誌などで見られる、
「幸運の黄色い財布」や「異性に惚れられるブレスレット」
などの開運商法だろう。

これらの開運商法は実に巧みに、人の感情を突いてくる。
そして、作られたお客様の声やデータなどで、その証拠を見せようとする。

しかし、何度か人はこういうものに手を出してしまうが、
次からは警戒するようになる。
くのウソでなければこのようなビジネスも良いという、
考え方もあるかもしれない。

でも結局は一発屋で終わり、事業としては続かない。


真実性」にお客が警戒心を解き、心を開く、
だからこそ、あなたやあなたの商品「情熱」に共感する。


その事例は、よく映画や小説などのストーリーにも使われる。
たとえば、下記の大ヒットした映画は代表的な例である。


映画:ボディガード

あらすじ:ケビン・コスナー扮するボディガードのフランクとホイットニー・ヒューストン扮するショービジネス界のトップスターのレイチェルの恋を描くラヴ・ストーリー。
雇われたボディガードのフランクをただの邪魔者としか考えていなかったレイチェルは、どんなに邪険にされようとも仕事に忠実であり、仕事を超えてあくまでもクライアントを優先する姿勢にホイットニー扮するレイチェルが心を開いていくのである。


「真実性」にお客が警戒心を解き、心を開く、
だからこそ、あなたやあなたの商品「情熱」に共感するのだ。




ホイットニーの冥福を祈りたい


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