2010年9月10日金曜日

<コンサルタントのナマ現場2>

●B To B ビジネスの業績回復を考える


輸出関連の企業の業績が思わしくない。

どこも設備投資を削減する中で、
工場を顧客とするビジネスの業績も
非常に苦しい。

収益につながるコスト削減や効率改善の
サービスや商品を持っていればいいのだが、
メインの商品が設備投資そのものであれば、
なおさらつらい。

そんなつらい立場のK氏の心情が伝わってくる。

さらに今回の相談のK氏はマーケティングの勉強も
始めたばかりである。


そんなK氏に対してどのように業績改善の
アドバイスすればいいのか・・・。

私自身、大いに迷った。

なぜなら、このような時、

「経営者のメンタリティが萎縮しないこと」が
大切だからだ。

不況や業績の悪化の話ばかりが回りに溢れていると
どうしても
「何をやってもだめではないか・・」
という思考になってしまう。

そのためには

「今すぐカンタンにできる」

「すぐに成果が上ががりそうだ」

と思ってもらえそうなことを
まず、アドバイスしないとならない。

アドバイスの順番としては次のように行った。

1.既存客の掘り起こし

2.そのタイミングをどう見計らうか

3.新規開拓のオファーは何がよいか

4.フロントエンドとバックエンドの見極め



このような業界はまだまだマーケティングが
熟成されていない。

だからこ大きなチャンスがある。

よく、マーケティング現場において
「小冊子はもう古い」といわれる。

しかし、情報が溢れれば溢れるほど、商品の比較や
選び方などの情報が求められてくる。

オンラインでのやり取りが増えれば増えるほど
アナログ的な接触が新鮮に感じられる。

ネットとアナログをどう組み合わせて
見込み客の信頼を得るかも重要となってくるのである。


音声1
<K氏へのヒアリング約8分>


音声2
<K氏へのアドバイス約33分>

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