●クライアントの質問に答えてはいけない!
今日はコンサルティングの現場を収録したものを、
クライアントの許可を得て公開することにした。
次の音声は塗装業を経営されているNさんとの
電話コンサルティングのやり取りである。
いきなり、見出しに「クライアントの質問に答えるな」とは
なんと不親切なコンサルタントと思われたと思う。
これは質問に一切答えないということではない。
「クライアントのために、あえてその質問にフォーカスをしない」
ということである。
つまり、クライアントの成果を出すためには、
クライアントが悩んでいることや、
クライアントが問題点と思っていることが、
本質の解決策ではないことがあるからだ。
クライアントの依頼に応えようと気持ちが強すぎると、
枝葉末節にとらわれてしまう。
今回のNさんは・・
中卒で、塗装業界に入り、その後独立。
脱下請けを1年前から目指し、手探りでマーケティングを勉強。
半年でネットだけで集客できるようになったが、
望む売り上げにはまだ至っていない。
ホームページのどこに問題点があるのか?
営業の成約率をもっと上げるには?
・・・というのが質問であった。
澤田がクライアントに
「何を」
「どのように」
気づかせていくのか?
生の現場を一緒に体験して見てほしい。
さらに続きはこちらから→
見本となる良いものを真似るという基本的なこと
返信削除を相談者のHPと比較しながら、具体的にわかり
やすく説明されていて大変良かったと思います。
特にコピーでいうキャッチ、引き金単語にあた
る文言がHPで安心、信頼にどう使われている
かをアドバイスされていて印象に残りました。
私は、澤田先生のように優しくはコンサルでき
る自信はありませんが、参考になりました。
ありがとうございました。
澤田です。
返信削除敬文さん、コメント頂き、嬉しく思います。
「真似る」と言われると誤解が生じるかもしれないので説明を。
この場合「ミート(合わせる)戦略」と捉えていただいたほうがいいかもしれない。
基本的なポイントは、ライバル以上にちゃんと表現することが大切だということをご理解いただければと思う。
同質、あるいはそれ以上のサービスを提供しているにもかかわらず、それをネット上で表現できていないことが多くのサイトに見られるのは、残念なことである。
本来、ミート戦略とは、強者の戦略であるがネットの場合、業種や商品によって市場占有率効果があいまいになるので、弱者も使うべきと私は考えている。
もちろん敬文さんはご理解いただいていると思うが、他の読者のためにあえて補足させていただいた。
このように補足させていただく機会をいただいた、敬文さんに心から感謝!